日帰り手術
肛門疾患の
日帰り手術に対応
~からだにやさしく、負担の少ない治療を~
当院では、痔をはじめとする肛門疾患に対して、日帰りで受けられるからだへの負担が少ない低侵襲の手術を行っています。
しかし、すべての方に手術が必要なわけではありません。実際には、投薬による治療で症状が改善する患者様も多数いらっしゃいます。まずはお薬での治療を優先し、症状の改善を目指します。
万が一、手術が必要と判断された場合には、できる限り身体への負担が少ない方法をご提案しています。
当院の手術は、「切らない」ことを基本とし、注射や結紮(けっさつ)といった、肛門にやさしい処置を採用しています。
もしメスが必要なケースでも、最新の電気メスを使用することで、周囲の組織へのダメージを最小限に抑え、術後の痛みや回復期間にも配慮しています。
患者様一人ひとりの状態に応じた最も負担の少ない治療を心がけていますので、「手術がこわい」と感じている方も、どうぞ安心してご相談ください。
肛門の手術
手術の必要があると判断した場合は、医師が術式等の詳しい手術説明を行います。
当院は日帰りの手術のため、入院施設はありません。
手術後は痛みは伴うため、日常生活は可能ですが手術日含めて4日間は自宅で安静にしてもらいます。
また、出血のリスクが高くなるため、アルコールの摂取や刺激物の摂取は1か月程度ひかえてもらいます。
日時予約までの流れ
手術を希望された場合、手術予約を行います。
事前に承諾書の説明、手術前採血や既往歴、内服薬の確認をさせていただきます。必ずお薬手帳を持ってきてください。
血液をさらさらする薬を内服している場合、医師の判断により、中止していただく場合があります。緑内障と前立腺肥大、喘息で治療中の患者様は教えてください。
手術前の流れ
来院後、血圧と体温測定をします。
手術前に大腸カメラをしない場合
自宅で手術前日の就寝前に下剤を内服していただきます。
手術前の食事は3時間前まで可能です。
来院時の注意
時計、ピアス、ネックレスなどの金属類は外してください
女性の方は手術日は化粧は薄めにし、髪は束ねてきてください
70歳以上の方または65歳以上の心臓の治療中の方は付き添いが必要です
手術開始までに付き添いの方がいない場合は手術の中止または手術日を延期します。
手術開始
手術室に移動し、血圧測定や点滴、注射等を行います。
うつ伏せになり手術の体勢を整え、麻酔(局所麻酔)を行い手術開始します。
手術終了
別室に移動し、ゆっくり休んでいただきます。
血圧測定や手術後の日常生活の過ごし方、注意事項等の説明を看護師が行います。
持参いただいた水またはお茶を飲水し、尿意を促し排尿確認後、診察を行います。

079-237-0301
